7月4日(土)ダイバーシティ・フットサルカップを開催します

野武士ジャパンの活動を開始してから10年が経過し、私たちはホームレス・ワールドカップへの参加だけでなく、日本国内でもスポーツを通して互いの多様性(ダイバーシティ)を分かち合い、問題領域を越えてつながれる、より大きなフィールドをつくりたいと考えています。

現在、隔週で実施している野武士ジャパンの練習には、ホームレス状態の当事者、生活困窮者、うつ病などの社会的困難を抱えた若者や支援者、散歩のついでに立ち寄った地域住民の方などが参加し、子どもから60代まで、年齢や肩書を越えて一つのボールを追いかける光景が日常になっています。

このつながりの輪をさらに広げていくため、「野武士ジャパン」を運営するビッグイシュー基金では、様々な社会的不利・困難を抱える人々を支援している方々とともに「スポーツフォーソーシャルインクルージョン実行委員会」を結成しました。

同委員会の最初の取り組みとして、ホームレスの人にとどまらず、若年無業者、うつ病、LGBTなど様々な背景をもつ当事者によるフットサル交流「ダイバシティ・フットサルカップ」を7月4日(日)に行うことになりました。

スポーツを通じて違った境遇に置かれた当事者が自分のことやチームメイトの経験や多様性(ダイバーシティ)を互いに、また社会的にも認め合える場となればと願っています。

 

ダイバーシティ・フットサルカップ概要

日程:7月4日(土)

時間・場所:9時~13時:フットサル大会@代々木公園フットサル場(1コート&2コート)

      13時~16時:交流会

参加チーム:12チーム(200名ほどの当事者が参加予定

試合形式:7分ハーフ(4チームのリーグ戦の後、順位決定戦を行います)

主催:スポーツフォーソーシャルインクルージョン実行委員会/認定NPO法人ビッグイシュー基金

*どなたでも見学いただけます

*当日は、会場となる代々木公園で、オーガニック&エコロジカルなイベント・アースガーデン(出店や野外ライブもあります)も開催されていますので、ぜひ、お気軽に足を運んで下さい。